『岸辺露伴は動かない 懺悔室』感想/レビュー|ポップコーンと懺悔と、最高の“露伴ワールド”に浸った90分(※ネタバレあり)

※この記事は、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(2025年5月23日公開)の内容に触れています。軽くネタバレがありますのでご注意ください!

こんにちは!ゆるちゃんこです。ご覧いただきありがとうございます!
ついに観てきました…!
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』

まず言わせてください。
入場特典の荒木飛呂彦先生描きおろしポストカード、めっちゃかっこいい!!
イラストの岸辺露伴、圧倒的な存在感。特典目当てで早く観に行って大正解でした…!

さて、映画本編の感想ですが…
もう、とにかく“ポップコーンのシーン”、、、!あそこがめちゃ良かったです。

原作を読んで内容は知っていたんですが、映像と演出、役者さんたちの演技で完全に引き込まれました。

え?!どうなっちゃうの!?

って感じです。分かってても心臓がバクバク。

映画のベースになった原作エピソード「懺悔室」は、『岸辺露伴は動かない』第1巻に収録されています。
映画を観る前でも、観た後に復習として読むのもオススメです

大東駿介さん演じる水尾の迫真の演技がとにかくすごくて、
ポップコーンを投げる&食べる場面は圧巻…。もう一度観たい、いやむしろ繰り返し観たいくらい。笑

そして、井浦新さん演じる田宮も本当に素晴らしかった。
静かな語り口の中にある深い絶望、観ているこっちまで心が沈むような、でも目が離せない存在感でした。

もちろん、岸辺露伴を演じる高橋一生さんも今回も安定のかっこよさ。

最初の登場シーンから衣装が最高で、「うわ!露伴先生だ!!」とテンション爆上がり。
泉京香ちゃん役の飯豊まりえさんも相変わらず可愛くて、衣装がパワーアップしていくのも楽しいw
※実生活で二人が結婚したから、ついついニヤニヤしながら観てしまいました…笑

ラストの結婚式のシーンで、フラワーブーケが京香ちゃんに渡る?場面では、またニヤニヤ(笑)。

マリア役の玉城ティナさんも美しくて、
ソトバ役の戸次重幸さんは、全く戸次さんだと気づかないレベルの怪演!あれは本当にすごい。

さらに、全編ヴェネツィアロケということで、背景の美しさも見どころ。
オペラのシーンなんかは、まるで一枚の絵画のようで、

映画館で観てよかった…!

と感じさせてくれました。

映画の前半は原作にかなり忠実で、

あ〜このシーン…!

とニヤニヤしながら楽しんでいました。
でもその分、

じゃあ後半はどうなるの?

とワクワクが止まらなくて──

映画で「懺悔室」を初めて知った方は、ぜひ原作『岸辺露伴は動かない』第1巻も読んでみてほしいです!
映像とはまた違った、荒木飛呂彦先生ならではの怖さと緊張感が味わえます。

後半はかなり盛りだくさん!
原作にはない展開や演出も加わっていて、最後までまったく飽きさせない構成になっていました。
特に露伴や登場人物たちの心情描写が丁寧で、ただの“再現”ではなく、ちゃんと「映画としての表現」になっていたのが本当に良かったです。

とにかく、めちゃくちゃ面白かった!!

原作ファンも、映画から入った人も、どちらも楽しめる絶妙なバランスだったと思います。

ちなみに、映画館ではパンフレットとチャームコレクションをゲット。
私のチャームは、露伴のスケッチブックでした!

総じて、岸辺露伴ファンにはたまらない、そして映画としても非常に完成度の高い作品でした。
間違いなく、今年のベスト映画候補です。

原作を読んでいると、「この先どうなるか知ってるはずなのにドキドキする」っていう独特の感覚ありますよね。
私も映画を観ながら、つい家に帰ってもう一度1巻を読み返しちゃいました
やっぱり紙で読むと、演出の違いやキャラの表情の深みも再発見できて楽しいです!

「懺悔室」、ぜひ劇場で体験してみてください!

映画を観終わったあと、「やっぱり露伴先生の物語って面白いなあ…」と改めて感じました。
実は原作シリーズの最新巻(第3巻)も、かなり読みごたえがあります!
映画をきっかけに原作に戻るのもすごくオススメです。

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